GreenT株式会社(東京都 世田谷区 成城代 表取締役阿倍千瑛)はスターリングエンジンとリニア発電機を組み合わせた、小型バイオマス発電、発熱装置 バイオ700を発表した。
スターリングエンジンは空気の膨張によって動く外燃機関で、海上自衛隊のそう龍の推進器に使われている。またリニア発電機はリニアモーターカーが電気で直線運動することに対して直線運動によって発電する発電機だ。 
日米中の技術を結集が実験は昨年末に成功した。
同システムは養鶏場の鶏糞処理や各自治体間に広まっている間伐材処理のための施設、木の駅などに無料で置かれる予定で、養鶏場や木の駅は廃棄物の処理を、GreenTは売電収入を得ることになる。廃棄物処理は日量1トン。出力は7KWと小さいが、夜間や悪天候でも働くので、太陽光発電のな4倍の28KWの発電が見込まれる。さらに温風や温水機能があり、北欧ではむしろ熱エネルギー利用が発電利用を上まっていると言うから、日本でも農業利用はもとより、一般家庭を含む小規模施設への給水や暖房、飲食店への熱供給や足湯を楽しむことが出来る。
燃焼効率がいいので焼却灰は少ないが、窒素リン酸カリの有機肥料となり、その販売も期待できる。
GreenT株式会社は年間100台の貸し出しを予定している。